社員が辞めていく理由とその対策

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【バイリンガル版】社員が辞めていく理由とその対策

約1年前 by Matt Nicholls
社員が辞めていく理由とその対策

​東京で最も成長の早い人材紹介会社として、多くの転職希望者と話してきました。転職の理由は様々ですが、ここでは最も多い3つの理由を紹介します。

 

1.不公平な環境下にいる

多くの求職者は不公平な評価体制、システムやあるべきでない優遇処置を理由に離職を決心します。自分ではどうもできないことで、自身のキャリアが制限されていると感じた時点で退職を決意することが非常に多いです。

このような状況を避けるために従業員とコミュニケーションを積極的にとること、システムや環境の変化に対して論理的に説明することをおすすめします。

 

 

2.性格の不一致

耳新しいことではありませんが、性格の不一致は一般的な退職理由であり、日本ではなおさらです。私たちはこの問題にはできるだけ早く対処し、従業員が気持ちや意見を正直に伝える機会を設けることをクライアントにアドバイスしています。社員がお互いを無視したり、わざと気まずくしたり、時には何年も受動的な攻撃(Passive-aggressive)をしたりして、他の社員にも心理的な悪影響を及ぼすこともあります。

 

 

3.環境が国内的(伝統的な日本企業)または国際的すぎる

日本人の社員は2つのカテゴリーに分かれる傾向があります。英語を話す人(かつ国際的なマインドセットを持つ人)とそうでない人です。前者のグループは一般的な日本企業より、より柔軟で、フラットで、現代的な環境を求めていることが多いです。私たちは、ただ単に「伝統的すぎる日本企業だから」という理由で今の会社を辞めていく求職者を頻繁に面接しています。しかし企業はこのような理由を述べた候補者を採用する場合、慎重になる必要があります。時にそのような環境に長い間いた場合、国際的な企業のカルチャーショックが大きすぎて、数か月後にはまた同じような会社に戻ってしまうこともあるからです。

 

 

問題に意識を向けることで、環境や企業カルチャーを改善して離職を防ぐことができます。しかしながら完全に離職を防ぐのは可能ではありません。弊社はバイリンガルを中心に人材紹介を行っておりますので、採用のことでご相談がございましたらお気軽にご連絡ください。

 

 

原文(英語)はこちら